メディアジャック
2008年9月1日福田康夫首相が辞任表明した。突然ではなく「周到に準備されたタイミング」である。無責任、放り出したなどの批判はおりこみ済み
。内閣支持率低迷のままでは選挙に勝てない。どんな首相でも新任当初は支持率が高い。ばくぜんとした変わることへの期待やご祝儀もある。10日告示、22日投開票。当選は別として ぞろぞろ目だちたがり候補が出る。マスコミは自民党内に景気回復策や財政再建策で「さも大きな対立があるかのように」特集する。
特にテレビは自民党総裁選でもちきりになる。街頭の演説会、次の総理に国民の関心も高い。そこが福田首相の深謀遠慮である。露出の多さは支持率に連動する。臨時国会冒頭、新総理誕生直後に解散か。マスコミは視聴率の取れそうな新規トピックスをいつも探している。識者や評論家が「違い」や「人柄」を解説。対立軸はまやかし、人柄や出自、経歴比較は居酒屋雑談レベル。自民党は宣伝費ゼロでメディアを占有、ジャック、衆議院選挙の事前運動である。
1年前に福田氏と麻生太郎氏が総裁を争った。基本的な対立はなにもないことは、麻生氏が福田体制下で幹事長に就任したことでも明らか。民主党代表選挙は9月8日告示、21日投開票、小沢一郎氏の無風当選。対立候補がないので、盛り上がらない。民主党よ、なんでもいいからテレビ向けの「話題」をつくれ(笑)。そもそも自民と民主に対立はあったっけ?・・・とここまで書いてあまり視聴者や有権者を見くびってはいけないな、と反省。過去なんどもくりかえして学習効果も進んだ。マスコミにも成熟社会の良識があるはず、あおるだけではなかろう。国民も冷めてホントのところを見抜く。写真は戦略家、諸葛孔明。


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