学生運動の光と影
二次会を楽しんでいる横から友人が「□□君を覚えてる?」と言う。「彼凸凹派だったよね」友人は右の手をスコップにすくうしぐさをした。「もぐっている」「・・・警察に追われてるの?」「いや、まだ活動を続けてる」大学紛争の時代から40年近くが過ぎた。夜中に米軍機がキャンパスの計算機センター
に墜落した。火のついた建物を学生たちの自然発生的デモがかこむ。翌日から学長を先頭に 基地撤去の長いデモ隊が博多繁華街にくり出した。寝ていた学生は少ないのではないか。東京で京都でパリで若者の反乱が同時多発。学生自治会の役員選挙をめぐって民青系と三派系(全共闘)のバトル。べ平連など市民運動も加わってそれぞれが全体系になろうとする。教室を封鎖してストライキとはいかに、結果的に勉強のサボりではないか。一種の機
械打ちこわし(ラッダイト)運動、破壊だけであとの展望がない。生活実感に基づかない観念(イデオロギー)のこねまわし。議論は青く稚拙であっ たが学生が祖国、学問、戦争と平和などシリアスに考えたことはたしかである。あの2年ほどで自分の社会の分析的見かた、価値観ができたのはよかった。いま企業リストラ現場や福祉施設の皆さんと継続議論する充実感。政官財のトライアングルをはじめ基本構造はなにも変わらない。大組織でも純粋さや正義感にあふれた硬骨漢の出番は多いはずである。
備忘録:1月21日(日)ホテル京セラ(霧島市隼人町)泊。空港売店で「隼人学」「薩摩の秘剣」「鹿児島、韓国封印された歴史を解く」を購入し待ち時間に読んだ。薩摩の正と負、陽と陰の実態。宗教、民族、島を弾圧した。天降川の向こうに韓国岳、空港から高千穂を遠望。
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コメント
なに系であれ自分系になるまで深掘りしなければ持続はむずかしく説得力もないと思います。貴重な体験の客観化に留意され、貴ブログの発展をお祈りします。
投稿: 往時茫々 | 2008年3月10日 (月) 03時47分
76年:京大の共産党系学生運動の体験を綴ったブログです。お読みいただき、コメントをいただければ幸いです。
http://blogs.yahoo.co.jp/anti_war1021/folder/349751.html
投稿: 希土暁宣 | 2008年3月 8日 (土) 09時20分
うんちく さん
韓国岳は韓流そのもの。「隼人学」(南方新聞社刊)は431頁。地元なのにあまりに知らないことが多く愕然とします。
投稿: 東京遊民 | 2007年1月23日 (火) 17時33分
母国を見んとして渡来人が名づけた山と聞いた。
小学生の時、両親と韓国岳に登りました。
貴兄の旺盛な知識欲に敬意です!
投稿: うんちく | 2007年1月23日 (火) 11時41分