聖地巡礼
中勘助ゆかりの地を訪問する夢をあたためてきた。青山霊園、逗子海岸もあるがJR回数券もあったので静岡市郊外の中勘助文学記念館にきめ
る。しずてつバス「新静岡センター」から藁科方面に乗る。平日昼間の客は数人だが10分おきぐらいで出る。見性寺入口で下車。道路の左の堤防に登って藁科川の流れを撮った。犬をつれた土地の人に見性寺を聞いて山側に歩いた。記念館の玄関に入ったら写真が飾ってある。事務室からでてきた品のいい女性に迎えられる。「中勘助ってイケメンですね」とかるいノリ。女性も「えー」と同意。「藁科川はむかし(戦中)のままなんで
しょうか?・・・藁科川水ほそりて瀬の音かすかなり・・・」「わー、ぜんぶ覚えてらっしゃるんですね」初め・・・先生の妹さん?と思ったものだ。あれから45年が過ぎている。こんなに若いはずがない。静岡市の職員だろうか。今日の来訪者名簿にすでに名前がある。勘助夫妻が転地療法、疎
開した農家の離れ杓子庵が再建されている。日記体随筆の舞台である樟ヶ谷、羽鳥はコンビニ、喫茶店なくまだ当時の雰囲気があるようだ。今度は3時間ぐらいゆっくり歩きたい。来しなの車内で全集の第九、十巻を読む。そのイメージの透かしを重ねて作家の感性をトレースする。平凡な農村地帯であるが私のセンチメンタルジャーニーであり聖地巡礼である。
備忘録:いちばん上の写真は記念館ホームページから転載。1月18日(木)有楽町で「武士の一分」と「硫黄島からの手紙」を続けて観る。いい映画だった。1月20日(土)、21日(日)の更新を休みます。
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コメント
観光旅行、物見遊山、ご夫婦旅行、気のあう仲間と…旅の楽しみ方はいろいろあれど、純粋に非日常体験をふかめる(究極の旅)は一人旅でしょう。登山好きも同じことを言います。自分のペースを乱されず、裏ぎられることなく、いさかいもありません。芭蕉はふたり旅でしたね。カミさんはまだ私が何をしに静岡に行ったのか知りません。私もカミさんの仲間ドライブに関知しません。へのへのへ
投稿: 一里塚の悪人 | 2007年2月 5日 (月) 08時01分
旅として自らの心にとどめることができるか、ただの名所旧跡めぐりの観光旅行になってしまうか、その分かれ目はその人の心がどうなのかにかかっているのではないかと思います。
今年は尾瀬にまた行かれるのでしょうか、それとも新たな心の旅に心惑うのでしょうか。春が待たれますが、それまではほろ酔いながら心の旅を…
投稿: 千里山の凡人 | 2007年2月 4日 (日) 21時29分