「美しい村」はどこへ行った
写真は仲間ネットアルバムから転載。埼玉県日高市にある巾着田(きんちゃくだ)。
イギリスやフランスの田園地帯、農村がテレビで紹介される。イングランドの丘陵コッツウォルズ、フランスのバルビゾン村。観光パンフにつられてはるばる日本人
が押しかける。ベルサイユ宮殿を模倣して赤坂に迎賓館を造り、高層建築をまね欧州の田舎にも憧憬する。日本のオリジナリティ京都も1200年前、唐の長安を模した。海外旅行通によれば「やはり日本が一番住みやすい」ようだがまだ借り物が多く文明が成熟していない。堀辰雄の「美しい村」は高校教科書に抄録されていた。まだ俗化されていない軽井沢、信濃追分が舞台。甘美な文体だった。いま交友のあった立原道造記念館(東大裏)で往時をしのぶことができる。
都心の「美しい村」、地域らしさが消える。恵比寿ガーデンプレイス、六本木ヒルズ、丸の内エリアと再開発、客寄せは移っていま東京ミッドタウンが旬。どこも似たりよったりの商店街ですぐに飽きる。飽きないのが東京ディズニーシー(行ってないので聞いた話である)。再開発は歴史の焼却、スクラップ&ビル。文京区は名所旧跡に光をあて商店街活性化に取組む。海外からの観光コースに入るような日本独自の美しい村はどこへ行ったのだろう。もともとなかった?いや棚田は今でも美しい。高度経済成長政策でけちらされた。農業では食っていけない。息子はあとを継がない。嫁がこない。おらこんな村いやだ。東京さ行くだ。
備忘録:9月28日(金)3年来の懸案だった事務所HPの公開部分デザインを一新した。打てばひびくIT会社といい仕事ができた。パワーポイント40頁の仕様書(更新マニアル)を受領。ここにリンクしないのが職業倫理。深夜コンビニから缶ビールとスルメを買ってきて一人乾杯。9月29日(土)昼、会社OB会。66名出席(御成門会)。午後から雨もあがって調布の義妹宅で花火見物、ビデオ撮影。姪が荒川沿いのサイクリングがいいと情報をくれた。上流は秩父、下流は隅田川。







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