2008年1月 6日 (日)

思想

1月26日(土)公開の映画「母(かあ)べえ」の主役、いまの私にはあこがれのバタフライ、しなやかなスイマー吉永小百合さん。山田洋次監督が彼女を起用する理由を「小百合さんには思想がある。原爆詩の朗読を続けている。」と語っていて(NHK)興味をもった。62歳の小百合さんが30代の母を演じる。「きれい」「清純派」「サユリスト」とマスコミに持ち上げられた小百合さんは「ほん080103cとのわたしはこんなんじゃないっ」と思ったであろう。そこが人気に舞い上がってしまう他の女優と違う。早稲田大学(夜間学部)に社会人入学し、原爆詩の朗読会をはじめた。もう20数年、完全ボランティアだそうである。その動機は聞いていないが確かになんらかの反戦反核思想を感じる。

思想とはなにか。出来事への好悪からはじまって、関連情報を集めまとめた勉強もし、やがて信念になり共鳴者と議論して一貫性のある思想に発展する。国粋主義、左翼思想、イスラム原理主義。ときに社会を破壊し建設もする思想は集団を作る。080103a 新聞論調、識者、大勢に感化され「あっちふらふらこっちごもっとも」は思想ではない。社会を先進的に動かすのは先覚的思想である。言論統制の中で先の大戦を帝国主義列強の侵略戦争として反対したのは思想である。思想はふりかかる火の粉を甘受する。そして生活実感に根ざさない、個の確立しない思想は烏合の衆、虚妄である。教祖の言葉は自分の言葉になおす。口先をまねても地が透ける。思想も結局のところ人間性かなと思う。

備忘録:1月3日(木)カミさんにさそわれ大学箱根駅伝のゴールを大手町の読売新聞社近くで見た。棄権3大学、戦いに力つきて倒れる。息をのむ光景に「偽」はない。1月4日(金)深夜次男夫婦を埼玉副都心のバス乗り場まで車で送る。1月6日(日)NHK大河ドラマ「篤姫」第1回。鹿児島には特攻基地知覧もある。若者に強制された悲劇思想。

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コメント

社会とかかわる意識、温度差はそれぞれですが、人間は社会の中でしか生活できない。経済的土台(恒産)がなければ精神世界(恒心)はなりたたない。ブログなどITインフラもすべて社会からの提供です。ならば、前向きに時代の当事者としてかかわりたいものです。とはいえ、連日の殺人事件、自爆テロ、NHKで民放で同じネタの繰りかえし、できるだけニュースは見ないようにしています。

投稿: 県人 | 2008年1月10日 (木) 00時24分

「教祖の言葉は自分の言葉になおす」→「思想も結局のところ人間性かなと思う」。自分がこの社会をそしてこの世をどうとらえるか、それが自分、つまり「自分の思想」と考えていいのでしょうか。
 私は「社会」と積極的に関わっていくことがたまらなく嫌になってきました。ニュースのほとんどは人間のわがままに起因することばかりのように思えます。思想とは誰のための思想なのでしょうか?真理のため?自分のためであればわがまま?私はやはり細川護熙さんの生き方に憧れてしまいます。こんな社会なんてどうでもいいと…。結局分からない。故に飲酒。でもないのですが…

投稿: 凡人 | 2008年1月 9日 (水) 21時15分

我々の親世代の数多戦死のうえに今の平和が築かれたはずなのに、のどもとすぎれば熱さ忘れる。平和ボケ。防衛産業と官の腐敗構造もひどいもんですな。個人責任(ほんの一部)を追求して組織責任にあやふや。なので、今後も不祥事は再発しますよ。梅焼酎3本のうち2本を開けました。黒砂糖、角砂糖、まあまあの味です。糖分過多になるので控え目にしてます。

投稿: 友人行動家Y | 2008年1月 8日 (火) 13時10分

声を大に「反戦!」「非核!」です。
デモなど見かけることもない日本になっていますが、「防衛省」なるものをつくったり「戦争体制づくり」が進みました。いずれ...

ところで、「梅焼酎」のでき具合はどうなりましたか?

投稿: 友人思想家X | 2008年1月 8日 (火) 08時59分

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