親孝行
先日のイカ大根記事の続き、リベンジである。コメのとぎ汁で大根をやわらかくなるまで煮こんでから、炒めたイカと混ぜた。仕事から帰ったカミさんに出して「どう?」と感想を聞く。「味がしみてない」 うーん、またまたしっぱい。今度は味つけしてからの煮こみ時間が足らなかった。料理って奥がふかいなあ、よしこんどこそ・・・こんなやり取りに至福(これ以上はない頂点)を感じる。
車でジムへ。フロアの隅に二人のマットを並べてヨガに挑戦。途中でわかったがこのレッスンは本格的ヨガだった。他の生徒は身体ができていてくねくね曲がる。私は肩がかたくカミさんは運動不足。うなりながら半分も腕足が伸びない。「あたし途中で気分がわるくなった」「まあ、3箇月ぐらいは身体ならしをして、ゆっくりいこう」「そうねえ」・・・病気なしにここまでこれた幸せ。いつか失われる健康体と命であるがゆえに、こんなやり取りに至福を感じる。
40数年前、早く安定したサラリーマンになって親を楽にさせたい、が夢だった。長男が田舎に仕送りをする。親はひそかに貯金して結婚式の足しにと考える。本田藤歌集に載る支えあう家族の姿。仕送りはしなかったが初給料か初ボーナスで洗濯機、冷蔵庫など電気製品一式を送った。その後林田温泉(霧島山麓)夫婦一泊旅行券をプレゼント。仲居さんに「息子が券を贈ってくれた」と言ったと母の手紙に書いてあった。次に指宿温泉旅行券を贈った。
だんだん「もういいよ」という思い(喜んでない)を感じたのでそれ以後は止めた。親孝行の形は子どもの自己満足で親は形ではなく気持ちだけで十分うれしかったのだと思う。長男が休職、少ない傷病手当の中から父の日母の日プレゼント。宅配便にカミさんと顔を見合わせて絶句した。あえて言えば気持ちも不要、離れていても兄弟が互いをいたわり合い普通に暮らしているのがわかれば最高の親孝行。私もカミさんも今を楽しんでいる。父母のようにすべてを犠牲にして子のために尽くしていない。















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