波長の合う仲間の飲み会は「いつものバカばなし、これが最高」である。各人の主義主張、思想信条いろいろあろうが、よほどの違和感がないかぎり、「それも考え方、見方の一つとして」その場に合わせて適当に同調?しておけばよい。じゃっど、じゃっど(そうだよ、そうだよ)。盛り上がること、ゆ
かいな後味が一番で、またやろうな、と次回を楽しみに別れる。
年末のある日、宴席は初対面もあり、メンバーもメンバーだし、場所が霞が関官庁街、品ある料亭となると硬軟の話題が混ざることもやむをえないか。熱燗つがれるままにチョコを傾 け、横に前についだ。「いけるんでしょう?」「セーブ?」ここまではいつものヒートアップ。
前の同僚が「Yさんは毎日料理をしている。」と紹介したらすかさず「かわいそうに・・・」というレスがあった。えーっ、いまどきそんな反応あり?料理をやらされている男なんてかわいそう、ということらしい。まことに価値観さまざまである。
「麻生さんの先祖、麻生炭鉱は強制連行した朝鮮人をこきつかっていた。」「地元(筑豊)では皆知ってますよ。」「強制連行なんてなかったっ。年寄りがそんな認識では困る。」(あとで確認したら強制連行でなく捕虜だった。麻生首相は莫大な財産だけでなく国民を見下ろす傲慢も相続した。)
「朝日(新聞)は国益を損なってる」「戦前は大政翼賛会の先頭をきって戦争礼賛の旗振りをした。そのトラウマ(逆振れ)では?」朝日の声欄をつれあいが読んでると前席氏が言う。わが家は日経朝夕刊+朝日。カミさんが朝日の求人募集を読む?(私は朝日が左だとは思わない。一貫性がない。情緒的である。だが、政府広報誌の読売よりまし。)
「イギリスもフランスも食料自給率は高い(農産物輸出国)。なにが日本と違うんだろう?」「耕作地が多いからだよ。」「えっ?」(イギリスもフランスも自動車や電気製品を大量輸出していないし、人口も少ないのに国民生活はゆたか。大企業製品輸出と安い農産物輸入が取引されている?いま急に内需拡大の大合唱。)
一律バッシングを受けている官僚の皆さん、その若手中堅たちの熱意、真摯なディスカッションを話題にした。多忙な合間に実に趣味が豊かだ。まえもって読んでおいた定期誌へのメンバー投稿記事のワンフレーズを紹介した。全180頁の濃い内容。私は30分もあれば要点を速読できる。自分の書いたものが話題に取り上げられるのにだれでもワルイ気はしない。ブログ作者も同じ。
頼まれもしないのに盛り上げ役の私は、思想?激突でカリカリした雰囲気になるとやんわりと話題を転換した。伴侶のの呼び方・・・家内、女房、妻、ワイフ・・・隣席の法律家もカミさん派でこの点だけ波長があった。ぽつんとだまった人がいれば関心のありそうな話題をふりむける。メンバーの温度差、傾向差?はあるが、それぞれの善意を感じることができる。さはさりながら、宴席は「いつものバカばなし、貸し借りなしの割り勘、これが最高」である。
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