2009年1月28日 (水)

"あの日から40年"

1月17日(土)NHKアーカイブズ特集「安田講堂落城~"あの日から40年"」録画を観た。当時全国の大学で世界で連鎖反応的に吹きあれた学生運動。マスメディアは「全共闘=建物封鎖=ゲバ棒=学生運動=風化消滅」であるかのような偏った表面的描き方をする。渦中にあり同時代を6fff 生きた者として違和感を感じる。一般の誤認識を増幅する報道の矮小化である。

ようやく細部にも取材がいくようになった。東大医学部学生で安田講堂にこもった今井澄(きよし)氏は出獄後長野県茅野市の諏訪中央病院で地域医療に貢献し7年前にガンで逝去(62歳)。身を粉にして働き、患者から優しい先生と慕われた。その後継者が鎌田實氏と知ってなるほどと思う。

マイクを握ったリーダーたちのその後、自動車整備工場経営、予備校講師、重度障害児の介護、弁護士など「身近な仕事と家族」に充実感があるとしても彼らの絶叫し他を鼓舞した「変革の思想」はどこへいったのだろうか。もぬけのからのような風貌もある。大学は社会の縮図、さまざまな思想傾向が混在する。「自分の主体性が問われる」と心情的に近い党派に属して運動した者もいれば就職とその後が大事、動員についていけない(いきたくない)多数のノンポリ(無党派)もいた。

陶酔したワンパターンのアジ演説。「よしっ」「ナンセンスっ」のモノトーン集団無思考。構築、創造の展望がない破壊だけで続くはずがない。「具体的な生活の現実と向き合う」「生活に根ざして」がポイントである。ぬくぬくとした多くの学生生活は親の仕送りでなりたっていた。

学友の逮捕、拘留が日常茶飯事の中でドツボにもはまらず親の期待に応えてちゃっかり就職をした自分を純粋でなかったとも「自己否定」が足らなかったとも思わない。40年前打破すべきとされたこの国と世界の支配構造はいまどうなっているか。ソ連体制は自壊したが経済的強者(投機マネー他)は諸悪の根源となり政官財トライアングルの悪弊はより鮮明になった。

学生の就職は景気不景気の波に翻弄される。学費値上げ反対や福利厚生改善運動など各大学の自治会活動は40年前も今も継続している。足を地につけた地道だけど確かな変革(Change)、大事なのは過去に続く今であり今をささえる過去である。40年は風化しない。立場それぞれでも大言壮語(マクロ視野)と地域身辺改革(ミクロ奮闘)を両立。非正規労働者は立ち上がった。時代はあの熱ある学生たち、いま生活実感あるシニアたちに連帯を呼びかけている。

備忘録:写真は仲間内ネットアルバムから借用しました。二次利用不可です。「日経PCビギナーズ」2009年2月号はCドライブ、Dドライブの使い分けを特集。OSをはじめインストールソフト、写真などがたまりやすいCドライブを監視、空きを多くして再インストールでも生き残るDドライブをフル活用、メールメッセージ保存もDに変更できる・・・ビギナーから中級へのポイントである。

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コメント

今回の煮物は味つけが濃かったと思います。老いては何事もうす味がいいです。

投稿: 二歩前進一歩後退 | 2009年1月29日 (木) 13時52分

時に私向けかと思えるピッタリの備忘録に出会い、参考にさせて貰っています。男性が乾燥野菜を食材にした煮物にTryとは主婦もタジタジです。

投稿: 一歩前進二歩後退 | 2009年1月29日 (木) 09時30分

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